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展示会ブースデザインや装飾の重要性と施工業者の選び方を紹介

展示会のブースでは、来場者(バイヤーなど)に直接自社の商品やサービスを紹介できるため、新規顧客の獲得に非常につながりやすいと言えます。このように、新規顧客獲得のために、どんな点に注力したら良いのか知りたい担当者も少なくないはず。
この記事では、合同展示会におけるブースの重要性とデザインのポイント、さらには施工会社の選び方までをまとめて解説します。

1.展示会ブースの役割・重要性

合同展示会とは、各出展企業がブースにおいて、自社商品やサービスをPRする場です。このような合同展示会は、一般のお客様の入場を制限するケースが多く、基本的には企業間での商談の場(BtoB)となります。
企業が合同展示会に出展する目的は、社名や製品名の認知向上の他に、商品やサービスに関心を持ってもらい、そこから新規の商談や契約へとつなげることです。そのために、企業のブースはまさに企業の顔と言っていいでしょう。そして、目的達成のためには、できるだけ多くの来場者にブースを訪問してもらい、興味喚起を促す仕掛けが大事といえます。その仕掛けの一つとして、ブースのデザインが大変重要になります。

2.展示会ブースデザインのポイント

思わず入ってみたくなるブースデザインとはどのようなものなのでしょうか。ここからは、人目を引くブースデザインや装飾のコツについて説明します。

2-1.遠くから一目で分かるデザイン

1つ目のポイントは、来場者が離れたところからでも、一目で自社のブースを認知しやすいブースデザインにすることです。人は、一瞬のうちに興味があるか無いかを無意識に判断するといわれており、最初の第一印象で来場者の目を引くことが集客には欠かせません。具体的には、遠くからでもはっきりと見える位置に大きくロゴ(企業名やブランド名など)を配置したり、出展テーマやコンセプトが一目でわかることであったり、キャッチコピーやメッセージがわかりやすくてユニークであるなどの様々な工夫が求められます。同業他社との差別化を図るだけでなく、ブランドロゴやイメージカラーをブース内に効果的に取り入れるなど、企業のブランドイメージに合ったデザインであることが前提です。

2-2.間口は広く開放感を

2つ目のポイントは、ブースの間口を広く設け、開放感を演出することです。間口を広くする工夫一つで、来場者はよりブース内に興味を抱き、足を踏み入れやすくなります。それだけでなく、その企業をよく理解していなくても、あらかじめ中の様子が確認できれば安心です。また、多くの来場者で賑わっているブースはほかの来場者の目にも留まりやすく、どんどん人が集まってくる相乗効果も期待できます。入口が狭く窮屈な印象を与えるブースにおいては、一見して入りにくい印象を持たれてしまうので注意が必要です。

2-3.配色は少なめに

3つ目のポイントは、配色を少なめに設定することです。ブースにおける配色とは、出展テーマや企業のブランドイメージを伝えるうえで重要です。ただし、配色や文字の情報が多いブースは、伝えたい情報がまとまっていない印象を与えてしまいがち。そこでたとえば、もっとも伝えたいイメージをベースカラーとアクセントカラーの2色に絞るなどして、際立たせることも効果的。その際、表現したい世界観や出展コンセプト、主力商品のイメージカラーなどを踏まえてベースの配色を決めると、内容とデザインに統一感が生まれます。

3.ブースデザインの手順

ここからは、ブースデザインを決める手順について、3つのステップに分けて説明します。

3-1.展示会出展の目的を明確に

まず、目的を明確にしましょう。そもそも展示会で何をアピールしたいのかという出展目的が明確でないと、効果的なブース運営ができません。 たとえば、自社の知名度を上げるには、ブランドロゴを前面に押し出すほか、プロモーション動画を流すなど、認知度向上に貢献する空間づくりを心がけるといいでしょう。また、商品をPRしたい場合は、ブースの中でもっとも視認性の高い位置に実際の商品を展示するほか、実演コーナーを設けるのも効果的。このように、出展の目的によってデザインの根幹が大きく異なってきます。

3-2.ターゲットを明確に

次に、ブース来場を促すターゲットを明確にする必要があります。企業や商品を訴求したい対象の属性を明確にすれば、ブースデザインの方向性や具体的なイメージが定まります。ターゲット像への理解を深めるために、性別や年齢、興味の対象、ライフスタイルなどを分析し、ターゲットがもっとも好意や興味を抱きやすいデザインにすることも大切です。定めたターゲットと親和性の高いブースデザインにすることで、狙っている層のターゲットに足を運んでもらえる可能性が高まり、結果として、知名度アップや顧客獲得にもつながるでしょう。

3-3.完成系イメージを明確に

最後に、完成系のイメージを明確にすることも大事です。ある程度デザイン案が固まった段階で平面図や立体図を起こし、実際に設営できるか、スペースは効率的に活用できているか、安全性に問題はないかなどの検証を行います。展示会場全体のレイアウト図面と照らし合わせて来場者の入場から退場までの動きをイメージし、自社のブース位置や入口の場所が最適かを確認することも大事です。

4.展示会ブース施工会社の選び方

人目を引くブースデザインのポイントや手順を理解したところで、ここからは施工会社の選び方や方法について4つの例を挙げて説明します。

4-1.企画・プランニング会社

企画・プランニング会社は、出展の企画段階から施工までを一貫して委託できるのが一番のメリットです。企画・プランニング会社は企画力を得意としているので、初めてブース出展する場合や戦略的に販促活動を行いたい場合には、頼もしいパートナーになります。ただし、企画までは自社で行い、デザインや施工は別の会社に外注しているケースも少なくないため、コストは少し割高に感じるかもしれません。

4-2.デザイン事務所

ブースデザインにこだわりを示したい場合は、デザイン事務所に依頼するのも一つ。特に、出展コンセプトが明確に決まっており、デザイン面で同業他社との差別化を図りたい場合はおすすめです。ただし、各デザイン事務所によってグラフィックデザインが得意だったり、空間デザインが得意だったりと異なるため、必要とする分野の実績などを事前に確認しておくことが大事です。また、展示会のブースでは、安全性も担保する必要があり、建築の知識も必要です。建築士の資格を持つスタッフがいるかどうかも、選定ポイントになります。

4-3.展示会施工専門会社

出展内容や発注のタイミングによっては、施工を専門的に請け負っている会社に依頼する方法もあります。このような施工専門会社に委託する最大のメリットは、自社工場や備品倉庫など所有しているため施工コストを抑えられる点。したがって、リードタイムが短い場合は、施工専門会社に相談してみるといいでしょう。また、施工専門会社をパートナーにする場合は、ある程度企業側で企画やデザイン面においてはリードしながら進めていく必要があります。

4-4.広告代理店

展示会ブース出展には豊富なノウハウを持っています。広告代理店の強みは事業規模が大きく、幅広いニーズへの対応力に優れていることです。 プランニング会社から施工専門会社まで、さまざまな会社をパートナーに抱えているほか、広告・宣伝面でも強力にサポートしてくれます。マーケティングにも強く、メディアプロモーションや他社とのタイアップ企画などのオプション対応も可能です。デメリットとしては、窓口は広告代理店の営業担当者でも、実際のデザインや施工は別の会社に外注するケースも少なくないため、コストが高くなるといった点です。

施工には最適なパートナーの選定が重要

述べたように、展示会のブースデザインと集客力には親和性が高く、魅力的なデザインのブースを作るためには施工会社選びも重要です。ただし、そもそもの企画が明確でないと、デザインの方向性も定まりません。トーガシは、企画から施工まで総合プロデュースを行っており、あらゆる企業の最適なパートナーになります。展示会出展の際には、ぜひトーガシにご相談ください。