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展示会ブースレイアウト、装飾のポイント・コンペについて

多くの来場者が集まる展示会は、新規顧客の獲得が見込める絶好の場です。出展するからには、限られた予算の中で最大限の効果が得られる展示ブースにしたいものです。
しかし、各社が社運をかけて出展している展示会で、他に抜きんでたブースを制作するのは容易なことではありません。ブース施工会社の選び方やブースレイアウトのコツ、展示会出展をトータルでサポートするトーガシについて紹介します。

1.展示会ブースレイアウト・装飾の重要性

展示会には、一般来場者向けから業界関係者向けなど、さまざまなタイプがあります。いずれの場合も企業の主な出展目的は、自社商品の紹介をし認知度を上げ、新規顧客の獲得と契約につなげることを目指しています。しかし、展示会に出展したからといって、必ずしも目的が達成されるわけではありません。
展示会には数多の企業が社運をかけて、力のこもったブースを出展しています。ブース出展を成功させるには、展示会の中で埋没することなく、来場者の興味を引いて、足を運んでもらえるブースにする必要があります。重要なカギを握るのは、ブースのレイアウトと装飾です。

2.展示会レイアウトを決定するための項目

数あるブースの中から来場者の目に留まり、興味を持ってもらえるブースを制作するには、いくつかポイントがあります。ブースレイアウトのポイントを紹介します。

2‐1.ターゲットの設定

展示会のブースで製品PRをする場合、まずはその製品のターゲットを明確にすることです。企業側の都合で売りたいものやPRしたいことを押しつけるような展示をしても、お客様の共感は得られません。
ターゲットの年齢、職種、来場目的や共通する課題などを見極めることは、ターゲットの興味をひき、入りやすいレイアウト作りのヒントになります。たとえば、20代から40代の働く子育て世代の女性をターゲットに、家事育児サポート商品やサービスをPRするとします。
この場合、子供連れでの来場を想定し、ブース全体を明るい色調にして、ベビーカーでも入りやすいように、広くて段差のない導線にします。商品や企業を選ぶのはあくまでお客様であり、お客様の立場で、何を求めているかを考えることが大切です。

2‐2.ブースの位置・場所取り

展示会ブースのレイアウトで、ターゲット設定の次に重要なのが、ブースの位置と場所取りです。ブースの位置が人目に付きにくい会場の隅などになると、来場者に足を運んでもらいにくくなります。
出展位置としては、人通りが多くて人目につきやすい会場の出入り口付近やメイン通路沿いがベストです。そのほか、休憩スペースや催事スペース、注目されるブースや人気のあるブース付近も人が集まりやすいため良い位置になります。
ブースの形としては長方形が理想的です。長い辺の方を入り口(開口部)にして間口が広いブースにすると、来場者が入りやすく、全体が見やすいブースになります。正方形で入り口が狭い形だと、窮屈に感じられて、ブースの奥にも入りづらくなります。
円形やイレギュラーな形のブースにすると、ブース自体は目立ちますが、ブースに入りづらかったり、肝心の展示内容の印象が薄れてしまったりしかねません。開放感がある横長ブースであれば、何度でも出入りしやすいため、滞在時間も長くなり、展示内容をじっくり見てもらえる効果が生まれます。出展効果を最大限に高めるためには、人通りが多い場所に、横長のブースを設置することです。

2‐3.展示会パネル・ポスターのキャッチコピー

パネルやポスターは、商品やサービスを来場者にわかりやすく説明するという重要な役割を担っています。一人でも多くの来場者に見てもらうために、設置場所や配置の仕方に配慮することが重要です。
まずは、「一目でターゲットの興味を引くアイキャッチ的なもの」を配置し、ターゲットが近づいてきたところで、「ニーズに合っているかも」と思わせる内容をわかりやすく提示します。その後に「深く知りたい」「体験してみたい」という欲求を満たす「足を止めるポイント」を一つの流れで実現できるレイアウトにすることです。
アイキャッチとなる写真やキャッチコピーはブース入り口付近や通路から見やすい壁、ブース上部などに配置します。興味を持った後、視線は下に下がるため、ブース中央に足止めポイントとなる実際の商品などを設置すると効果的です。

2‐4.通路側・通路際のブース装飾・商品展示

出展する側としては、できるだけ多くの人をブース内に誘導し、展示内容に理解を深めてもらいたいところですが、足止めされることを嫌がる来場者も少なくありません。そのような人を取り込むために、通路側や通路際のブース装飾や商品展示も必要です。
通路側や通路際の壁にパネルやポスターを展示したり、壁の経師紙に商品写真や説明をプリントしたりするのも効果的です。ブース内に誘導できなかった人への訴求が可能になり、限られたスペースの有効活用にもつながります。

2-5.ブース照明

ブース出展をする際、意外に見落としがちなのが照明です。会場内の常設照明に頼って、ブース照明をなおざりにしていると、ブースが暗い印象になったり、展示物が見づらかったりしてPR効果が低下してしまいます。
ただし、ブース照明はたくさん使えば良いというものではありません。ブース全体を明るくし過ぎてしまうと、目立たせたいものが目立ちにくくなることもあります。照明の当て方にも注意が必要です。
基本的には来場者側から当てるようにして、来場者の目線に直接光が当たることのないようにします。効果的なブース照明のポイントは、ブース全体を適度に明るく、目立たせたいものをピンポイントで照らす、メリハリをつけた使い方をすることです

2-6.商談席の配置・スタッフの配置

商談席があれば、新規顧客となり得そうなブース来場者と落ち着いて話ができます。個室やパーテーションなどで仕切られたスペースがあると、金額や契約面の話など、他の人には聞かれたくない話や見せたくない書類を使っての商談も可能です。
ただし、小間数的に設置が難しい場合もあります。スタッフの配置方法も重要です。ブース入り口など、目立つ位置にインフォメーションを設置することで、来場者の問い合わせに対応できます。パンフレットや商品カタログなどを配布する場としての活用も可能です。
また、ブース際にスタッフを配して、通路を歩く人をブース内へ誘導させると、集客力が高まります。

2‐7.遠くからでも分かるデザイン

展示会場は多くの来場者が訪れ、混雑しています。その中で、来場者に見つけてもらいやすいブースにするためには、ブース上部に目立つサインを設置することが必要です。企業名のサインパネルやロゴをブース中央や、会場導線から目立つ位置の上部に設置し、照明を当てるのは展示ブースの正攻法です。
会場の規制がない場合は、ロゴやキャッチコピーを書いた大型バルーンを上げたり、のぼりやバナーを掲げたりすると、遠くからでもパッと目を引くブース演出になります。また、モニターやLEDビジョンを使用し動きで見せるのもよいでしょう。いずれの場合も、統一感のあるカラーを用いてキャッチコピーや伝えたいサービスの特徴を大きく簡潔に表示することがポイントです。

3.展示会レイアウトの注意事項

ブース出展経験が浅いと、見栄えの良いブースに、主力商品を目一杯並べ、情報を盛りだくさんに詰め込もうとしてしまいがちです。しかし、これらはいずれも避けるべきポイントです。
展示会のブースレイアウトは見栄えが良いのに越したことはありませんが、それよりも来場者が入りやすく、展示物が見やすいことの方が大切です。展示物と情報量は適確な量に絞ることが成功への近道になります。

展示会レイアウトのポイントまとめ

展示会におけるブースのレイアウトの重要性がご理解いただけたでしょうか。ポイントが押さえられたとしても、ブースレイアウトを一から考えて実現することは簡単ではありません。トーガシなら、企画から施工まで徹底したサービスでフォローします。 トーガシは展示会の空間をただの場所ととらえていません。個人レベルの情報発信が容易になった現代において、展示会の空間は最も信頼度の高いメディアだと考えています。インターネット社会が成熟し、情報の交換から商品の売買までバーチャルに行えるようになった現代だからこそ、人と人、人と企業、人とモノが同じ時間と空間、感動を共有できる展示会というものの重要性をトーガシは大事にしています。トーガシは年間3000件の”その実績から魅力的なブースを制作し、必ず出展される企業様の期待にお応えます。