VRを活用した新時代の企業プロモーションとは? 3DVRの事例も紹介! 

VRとは「Virtual Reality」の略で、直訳すると「仮想現実」になります。VRはゲームや映像ソフトといった、娯楽の分野で幅広く普及してきました。そして、企業プロモーションでもVRや3DVR、360°画像や360°動画を利用した事例が増えてきています。この記事では、それぞれの意味を解説したうえで、ビジネスシーンにおけるさまざまな活用事例を紹介していきます。        

巻末に「withコロナ時代で加速する、アーカイブ型コンテンツマーケティング”360°VR”の最適解」と題しダウンロード資料にまとめました。是非ご一読ください!

1. VR映像が各業界で活用されている背景     

業界を問わず、仮想現実を体感できるVRは大きな広がりを見せています。その理由としては、「導入コストの低下」が挙げられるでしょう。時代とともに、コンピュータやインターネットの技術は発展し続けています。発表された当時は革新的で特別だったVRも、高額コストをかけずに利用可能となりました。膨大な映像データの送受信、処理を行える端末も増えています。つまり、中小企業や個人であっても、VRを導入するハードルが低くなったのです。

「新型コロナウイルスの感染状況」も要因のひとつでしょう。感染拡大防止のため、従来のようなオフラインの展示会や説明会を行う企業は減りました。そのかわり、オンラインイベントに力を入れる企業が増加しています。オンラインイベントで訴求力のある展示を行いたい企業にとって、VR注目のコンテンツなのです。

また、既存の空間である「オフィス」や「自社工場」などの紹介にも頻繁に用いられるようになりました。

2. VRとは具体的にどんなもの? ARとの違いは?   

まず、VRと言えば、ヘッドマウントディスプレイ(専用のゴーグル・ヘッドホン)を装着するものをイメージする方も多いはずです。その場合、ディスプレイに映し出される映像により、ユーザーは仮想空間に引き込まれたような感覚となる仕組みです。もちろん、あくまで仮想空間なので、現実には起こりえない映像も鑑賞可能です。絶景に囲まれたり、架空の生き物に遭遇したりといった体験を満喫できます。視覚だけでなく聴覚も占有するので、普通のディスプレイで映像を見る以上の臨場感が生み出されるのです。

これまでVRは主にゲームなどのエンターテインメント事業で活用されてきました。ところが近年では、VRの応用分野が広がり、医療や不動産、ショッピング、教育などでも導入されつつあります。なお、VRとよく似た技術に「AR」が挙げられます。ARは「Augmented Reality」の略で拡張現実のことです。本物の画像や映像にCGを合成させ、作り手の望む効果を演出します。画面上の映像で現実と仮想が融合し、多くの情報をユーザーに見てもらえるのが特徴です。

3. VR3DVR、360°VRの違いとは?          

コンピュータなどを利用し、人間の視覚や聴覚を拡張するのがVRの魅力です。そのうえで、現実と見間違えるほどの迫力がある仮想空間を作り出します。そんななか、3DVRとは何かというと、VR技術の一種です。3DVRでは、周囲を360度まるごと取り込む3DVR専用のカメラで撮影された映像を観ることで、あたかもその空間に自分が入り込んでいるかのような、大きな没入感を得られます。どの部分を見渡しても立体感のあるVR映像が広がっているので、仮想空間が、より現実世界に近づいたといえるでしょう。

この場合、ヘッドマウントディスプレイを使用しない」360°の視点を変えることができる画像や動画が主流で、様々なプラットフォームが存在し、FacebookやYoutubeのようなSNSでも気軽に展開できるようになっています。よくわからない、と思われる方でもGoogleストリートビューをイメージするとわかりやすいかと思います。

ゲームで3DVRを利用する場合、コントローラを使えば仮想空間をかなり自由に移動可能です。ゲームシステムによっては、仮想空間内の物体にも遠近感をもって接することができるでしょう。それに、3DVRでは全方位に映像が広がるので、施設や自然の臨場感が増します。スタジアムや観光地、美術館などを映像で体験するのにぴったりです。ちなみに、3DVRも360°VR画像や動画も、VRに含まれるので、両者をまとめて「VR」と呼んでいるケースもあり、「360度の角度から動画を楽しむ」という部分が共通しています。

ここでは岐阜県のオアシスパーク内で開催された「Gifu Drive in Theater Week in OASIS PARK」をご紹介!

4. 3DVRによるプロモーションのメリットとデメリットとは?

多くの企業が3DVRをサービスのプロモーションに取り入れてきました。それだけ3DVRにはメリットがあるからです。その一方で、デメリットにも気をつけなくてはなりません。ここからは、3DVRを使ったプロモーションのメリットとデメリットを紹介します。

4-1.3DVRプロモーションのメリット

第一に「遠方の利用者にも体感的なプロモーションを行える」ことです。3DVRは視聴環境さえ整っていれば、ユーザーがいる場所を問いません。360度パノラマ画像や3DVR専用のゴーグルを介してプロモーション内容を疑似体験してもらうことができます。その結果として、「居住地域によらないマーケティング」も実現するでしょう。ユーザーが現地に足を運ぶ必要もないので、あらゆるエリアのプロモーションを実施できます。第二に「商品やサービスの理解」も大きなポイントです。3DVRでは商品やサービスの仕様を疑似体験してもらうことができます。Web上で画像や映像を見せたり、テキストで説明したりする以上の説明を行えるでしょう。

第三に「インパクト」です。3DVRでは、ユーザーに強烈なインパクトが残ります。他社の類似商品・サービスとの差別化につなげやすいのもメリットです。そのため、ユーザーの印象に残り比較の際に有利です。最終的に、ユーザーが商品やサービスを利用するときの決め手になりえるでしょう。

4-2.3DVRプロモーションのデメリット

デメリットとしては、3DVRの特性である、自由に視点を選べるからこそ、目的の被写体を確実に見せることができない可能性があります。それを回避する工夫が必要になり、さらに場所を移動できるウォークスルーの機能を使うと、目的を果たすことができる導線計画をする必要があります。また、360度見えてしまうので、見られたくない部分も写ってしまい、フィルタをかけたりして見えなくする工夫や、撮影ポイントの選択が重要になってきます。

ゴーグルをつける場合だと、店頭の3DVR体験などで「化粧崩れや衛生面」を気にするユーザーもいます。ゴーグルを装着して化粧が崩れたり、他人の使った機材を使いたくなかったりする場合、店頭での3DVRを拒否されてしまうでしょう。これらのデメリットを考慮するなら、3DVRだけにプロモーションを依存するのは危険だといえます。

5. プロモーションにおける3DVRの活用事例            

メリットとデメリットを踏まえつつ、いろいろな現場で3DVRは導入されてきました。この段落では、3DVRの導入事例を紹介します。     

5-1.商品・サービスをアピール

業種にかかわらず、3DVRはさまざまな場所で活用されています。まず、オンライン展示会・イベントなどは代表例だといえるでしょう。これらの現場では、サービスを仮想空間でアピールすることが可能です。ユーザーに360度の視点で体験価値を高め、ポイントで商品の紹介や、ECサイトへのリンクや動画を埋め込めば購入につながりやすくなります。このように様々なメディアへの入り口としても活用されています。

その一方で、3DVRだけに偏ったプロモーション活動をしているとユーザーを限定してしまう結果になりかねません。これからの展示会では、オンラインとリアルの双方を上手に組み合わせていくことが重要です。リアルイベントの会場を3DVR上で再構築し、オンライン上でも体験できるようにすれば、リアルイベント終了後もさらにユーザーにプロモーションをかけることができます。

 

5-2.MEO対策・店内や店舗内の風景を伝える

具体性を持ったプロモーションにおいて、3DVRは大活躍します。例えば、オフィス内を3DVRによって回遊できるコンテンツなどです。そこでは企業ホームページなどで3DVRを視聴できるようになっており、オフィスの風景を臨場感たっぷりに見られる仕組みです。さらにはそこで撮影した360°画像を使えば、社内や店舗内の風景をGoogleストリートビューのようにGoogleマイビジネスに連携できます。つまり、Googleマップから直接、ユーザーをコンテンツへと誘導することが可能です。ターゲットの幅が広がり、大々的なプロモーションを展開できるでしょう。     

それらは「MEOMap Engine Optimization)」「ローカルSEO」「ローカル検索」などと呼ばれ、主にGoogleマップ向けの地図エンジンで検索結果が上位に表示されるために様々な施策を行い、マップ検索エンジンへの最適化をすることを指します。地図エンジンの検索結果で上位表示されることで、自身が提供するビジネスの認知を拡大し、来店促進につなげることを目的に実施します。「ゼロクリックサーチ」への対策としても有効です。検索エンジンの検索結果ページで上位に自身のWebサイトが表示されるように施策を行うSEO(検索エンジン最適化)の地図バージョンと考えると分かりやすいでしょう。

5-3. 観光案内をよりリアルに

観光PRにも3DVRは向いています。そのため、観光業者や自治体の多くが3DVRをプロモーションに取り入れ始めました。具体的には、観光地を定点で360度撮影するなどの手法が挙げられます。その映像を3DVRコンテンツとして配信すれば、再生すると観光地を全方位的に見られます。まるで、ユーザー自身がその場にいて風景を楽しんでいるような感覚になるでしょう。単なる映像では味わえない愛着が生まれ、実際の観光客獲得へとつながります。

こうしたPR映像の代表例が「茨城県の観光360度VR動画」です。この動画では、歩行撮影された映像を楽しめます。3DVRによって、ユーザーは自分が現地で散歩している感覚をシミュレートできるのです。リアルな体験で観光地の魅力をユーザーへと存分に伝えられるでしょう。

5-4. 不動産業界では物件の内見に活用

3DVRの特性を効果的に活用している事例が「不動産業界」です。不動産の内見は3DVRに向いたプロモーションだといえるでしょう。まず、3DVRを利用すれば遠方から内見のためだけに物件まで訪れる必要はありません。しかも、新築物件の完成前にも中を見られます。仮想空間で物件の詳細を確認できるため、購入するかどうかのポイントを見極められるでしょう。実際、不動産業界では「VR内見」が一般的になりつつあります。

さらに、「コストや時間の短縮」という点からもVR内見は便利です。従来の内見は物件を訪れるまでの交通費がかかっていました。ただし、内見をしたからといって必ずしも物件を契約するわけではありません。何回も内見を繰り返すようなケースでは、交通費だけでもかなりの出費になってしまいます。さらに、内見にとられる時間も無視できません。現地に行かなくてもできるVR内見なら、無駄なお金や時間をかけずに済むのです。

内見以外では、リフォーム後のイメージ動画でもVRが導入されるようになりました。リフォームは高額費用がかかることもあり、慎重に計画したいイベントです。とはいえ、一般人にはリフォームの完成イメージをつかみにくいという課題がありました。3DVRなら、リフォーム後の家の様子を隅々まで体験できます。ビジュアル面だけでなく、間取りや部屋の雰囲気も感じられるので住み心地を想像しやすいのです。

6. 3DVRを活用したプロモーションで他社と差別化しよう!

新しいプロモーション手法として3DVRは注目を浴びてきました。リモートによる商談、遠方に住んでいたり、現地に来られない見込み客へ十分アピールできるものとして3DVRは有効活用されています。また、リアルイベントを行った際には3DVRで空間を再現することで、商品やサービスのさらなるPRに役立つでしょう。ただし、いきなり3DVRコンテンツを効果的に企画・運用するのは簡単ではありません。展示会やイベントのトータルサポートで実績があるトーガシは、「TEHTA」や「Matterport」による360°VR作成の支援も展開しています。3DVRや360°VRを検討中なら、ぜひトーガシに問い合わせください。

7. ホワイトペーパー・ダウンロード

近年、プロモーションやマーケティングの手法はめまぐるしく変化しています。ここでは「withコロナ時代で加速する、アーカイブ型コンテンツマーケティング”360°VR”の最適解」と題して、ホワイトペーパーを作成いたしました。下記のフォームへ入力後ダウンロード可能となります。ぜひご利用ください。

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