イベント集客に役立つツールとは?効果的なオンライン施策を解説!

イベントや展示会を実施するなら、優れた集客方法を考えることが重要です。しかし、適切な案を出せず、困ってしまう担当者も多いのではないでしょうか。ツールを活用するオンライン施策を選ぶと、たくさんの顧客に告知できますし、リソースの節約も可能です。効果的なイベント集客を行えるように、今回はそのような施策について詳しく解説します。  

1.イベント集客ツールはSNS・Web広告・Webサイトがおすすめ! 

イベントや展示会の伝統的な集客方法として、紙のチラシやDMといったオフライン施策が挙げられます。これらの方法については、コストや手間がかかりやすいというリスクに注意が必要です。幅広い集客を低コストで実現したいなら、SNSやWeb広告、Webサイトでの告知を選択すると良いでしょう。その理由やメリットを以下に紹介していきます。

1-1. イベント・展示会の集客にオンライン施策が向いている理由

費用を抑えられるうえに使い勝手が優れているという点が、SNSやWeb広告、Webサイトなどのオンライン施策が選ばれる大きな理由です。紙媒体による集客を選択すると、印刷や配布に時間を要するため、イベント内容の変更などへの対処が遅れがちになります。また、紙面のスペースが限られているので、十分な情報を掲載できないケースもあるでしょう。オンライン施策にはそのような制約は存在せず、印刷や配布のタイムラグもないので情報を即座に発信できます。

さらに、情報をリリースした後のフォローが容易であることもポイントです。予定変更や修正が発生しても、すみやかにパソコンやタブレット上で直して告知できます。インターネットは日本のみならず世界につながっており、あまりコストをかけることなく、広範囲に向けて来場を呼びかけることも可能です。

1-2.SNS・Web広告・Webサイトの特徴とイベント集客に活用する際のメリット  

一口にオンライン施策といっても多くの種類があります。そのなかでも代表的なのは、SNSやWeb広告、Webサイトを活用する手段です。それぞれに魅力的な特徴があり、イベント集客に使う際のメリットも異なります。以下に具体的な内容を紹介するので押さえておきましょう。  

1.SNSの特徴とイベント集客のメリット    

SNSのアカウントを取得する企業が増えてきました。自社もアカウントを持っているなら、大量のユーザーを対象として無料でイベントの告知が可能です。たとえば、国内のユーザーだけでも、LINE(ライン)は8900万人、Twitter(ツイッター)は4500万人が使用しています。Instagram(インスタグラム)は3300万人、Facebook(フェイスブック)は2600万人というように、アプローチできる人数の多さがSNSの特徴です。さらに、ユーザーによる拡散力がとても高いので、興味深い情報は迅速かつ広範囲に広まります。

上記のメリットを活かしたいなら、インフルエンサーを起用するという方法が効果的です。彼らには何万人もフォロワーがおり、企業はその人たちへ積極的にアピールできます。また、有料ですが、年齢や性別などの設定でターゲットを絞れるSNS広告も有効です。

2.Web広告の特徴とイベント集客のメリット  

ある程度はコストが増えても構わないなら、Web広告による集客も大きな効果を見込めます。GoogleやYahoo!のような検索サイトを使用した経験がある人は、検索結果の上側に表示される広告を目にした経験があるでしょう。また、検索サイトには広告枠が設けられており、そこにバナー型の広告も表示されます。前者は「リスティング広告」、後者は「ディスプレイ広告」というもので、これらを活用すると情報を多数の人に認識させやすいです。イベントに関連するキーワードで検索した際に表示されるため、ユーザーの関心を引きやすいというメリットがあります。

3.Webサイトの特徴とイベント集客のメリット

自社ホームページやオウンドメディアのようなWebサイトは、イベント集客の拠点として重要度が高いです。イベントの情報を集約した特設ページを設置できますし、画像や動画、文章などをいくらでも利用できます。これらにより、自社の意図に沿って効果的なアピールを行えることが特徴です。また、Webサイトの訪問者はもとから興味を持っている状態であり、そのような顧客に直接的な働きかけが可能であることは大きなメリットといえます。

とはいえ、自社のWebサイトが検索結果の上位に表示されず、アクセス数があまり伸びないケースもあるでしょう。その対策としては、SNSやWeb広告も利用し、それらからの流入を確保することが挙げられます。

2.集客ツールを活用したら効果検証をしよう!  

オンライン施策で集客ツールを活用すれば、集客データの収集や分析も可能です。それらは、今後に向けて集客力を強化する際に役立つでしょう。ここからは、効果の検証や改善点の洗い出し、次のイベントテーマの検討について説明していきます。

2-1.データの分析と検証  

ニーズや属性が同じユーザーの層をセグメントと呼びます。イベント開催後は収集したデータを使い、イベント参加者のセグメント分析を実施することが大事です。ターゲットと定めていた層に着目し、狙いどおり顧客を十分に集客できたのかチェックします。

また、評価面の分析については、アンケートで感想を集計したり、SNS上で反応を調べたりすることが一般的です。SNSの投稿数や閲覧数を数えるだけでも、反響の大きさは容易に把握できるでしょう。このように各種データをうまく利用すると、集客からイベント終了にかけてプロモーション全体の効果を検証できるのです。  

2-2.集客方法の改善点を洗い出す  

データ分析と効果検証を行うのは改善点を見つけるためです。それらの結果を用いて、より集客の効果を高められる最適解を探ります。たとえば、SNSで告知する頻度は再検討する価値がありますし、Web広告を掲載するタイミングや期間を見直すことも大切です。

また、Webサイトに設けた申込フォームまでの導線について、明瞭かつ適切だったのか確認しなければなりません。コピーや説明文が来場につながる興味深い内容だったのか調べることなどもポイントになります。このような視点で課題を効率的に洗い出せるため、オンライン施策による集客方法は手間とコストの両面において改善しやすいです。

2-3.次回のイベントテーマを検討  

イベントにはテーマが設定されており、それに基づいてコンテンツを企画するのが一般的です。次の開催に向けてテーマを決める際にもデータ分析はとても役に立ちます。イベントごとの参加率や参加者へのアンケートは有効な判断材料です。SNSの反応をチェックしてニーズを読み取れば、それを反映させる形で次回のイベントをブラッシュアップしていけます。

他にもさまざまなアプローチがありますが、いずれにせよ重要なのは、多くの人が関心を寄せて参加したくなるテーマを探すことです。そのためにも、オンライン施策で得たデータを使って多角的に検討しなければなりません。

3.イベント集客にはオンラインツールを上手に活用しよう!    

SNSやWeb広告、Webサイトは、費用対効果が優れているイベント集客ツールです。うまく活用すれば、初めてのイベント開催でも取り組みやすくなります。これらのオンライン施策が成功すると、あまりリソースを割り当てることなく、集客力の大きなアップが可能です。とはいえ、集客からイベント完了までに多くの作業があるため、担当者の負担は小さくありません。自分にこなせるのか不安に思っているなら、イベント開催のノウハウが豊かなプロを頼ることも一つの手です。

トーガシはイベント主催代行や当日の運営、施工をはじめとして、さまざまな面で支援してくれます。オンライン施策に関しても、SNSによる告知集客からイベント開催後の効果検証まで、しっかり寄り添ってサポートしてくれるので安心です。イベント主催の経験がないケースやリソースが足りないケースなど、困っている状況にある担当者は相談してみると良いでしょう。

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