展示会に動画は必須!メリットや相場~効果的な見せ方まで徹底解説

写真や絵といった静止画よりも、人や物が動く映像に目がいくことはありませんか?人は動きのあるものを捉える習性があります。そのため、静止画よりも映像に注目する傾向があります。
そのような習性を活用しているのが動画を使った広告です。最近は、テレビや映画に限らず、15~30秒程度のCMをWebサイトや駅構内などあらゆる場所で見かけるようになりました。
展示会で動画を活用し、商品や会社の紹介を行っている企業も増えており、情報を的確に伝えるツールとしての需要が高まっています。ここでは動画のメリットや相場を理解し、活用できるように見ていきましょう。

1.展示会で動画を使うメリット

動画制作

映像には、今その瞬間の状態が、よりリアルに伝わるという特長があります。たとえば、食べ物や風景などを写真で見るよりも、映像で見たほうが実際の動きや雰囲気が伝わり、まるで目の前で見ているような体験ができるのです。
では、そんな特長を持つ映像を展示会で活用すると、どのような効果が得られるでしょうか。大きく分けて、ポイントは4つ。順番に見ていきましょう。

1-1.短い時間で情報提供ができる

動画には映像と音の情報が含まれているため、展示品の説明動画の場合は、ページのある冊子より手短に、そして写真やポスターより多くの情報を盛り込めます。営業マンのプレゼンテーションにかかる時間と比較しても、動画は短い時間で来場者に興味を持たせられる効率の良いツールなのです。

1-2.テレビCMのように気軽に見られる

CMのように、誰もが見たことのあるような馴染みのある尺や感覚を利用することで、ブースの注目を得る近道となったり軽い興味でブースを訪れた人にもアプローチしやすくなったりします。

1-3.商品やサービスのイメージが掴みやすくなる

展示会において会社の事業内容や商品の説明をするとき、看板やポスターといったツールを使うことが多いと思います。ただ、動画なら看板やポスターと比べて、実際に人やものが動くので、より具体的に内容を伝えることができます。
例えば、文字や写真だけの説明ではなかなかイメージしにくいプログラムの仕組みや、実際に見てもらいたいと思う機器の構造など、動画を活用して説明することでイメージが湧きやすくなるでしょう。

1-4.展示会の人員削減につながる

本来であれば担当者がブースで行わなければならない展示品の紹介や説明、企業案内などを動画化することで、説明を担う人員を削減。ブース担当者の負担を減らすことができます。その結果、来場者の属性に合わせて個別の説明をしたり、商談への対応をするなど、別の業務に集中することができるのです。

1-5.コンテンツとして残る

展示会やイベントは、仮設のため基本的には会期中だけのものになりますが、動画などのコンテンツは残すことができオウンドメディアやSNSでの配信などにも転用できます。、また開催毎に動画を作成し、動画メディア(Youtube、Vimeoなど)にアップしていけば自社のアーカイブとして蓄積できます。

▼ モクコレ2022:Twitterの例 ▼

2.展示会におすすめの動画とは

ムービー

ひと口に動画と言ってもさまざまな種類があります。集客やブランディングといった目的のある展示会には、どのような動画を活用することが効果的でしょうか。ここでは、展示会での活用におすすめの動画を紹介します。

2-1.ブランド紹介の動画

ブランド紹介の動画は、自社の事業内容やサービスを紹介することが目的です。ブランディングや知名度の向上の効果が期待できます。
内容には、どのような人が働いているか、また実際にそのサービスを利用した人の感想などを盛り込むといいでしょう。実例を入れることで自社への信頼感も高まります。

2-2.商品紹介の動画

商品紹介の動画は、商品をこんな風に使うことができるという実演や、製品が作られる過程などをまとめるとよいでしょう。
展示品を実際に人やものが動いている様子と合わせて説明することで、商品やサービスのイメージを掴みやすくなります。商品紹介の動画は展示会だけでなくWebサイトに掲載することも考えてつくると、より汎用性の高い動画になります。
また、商品が大型だったり、自社ブースに設置できない場合は、商品紹介の動画で展示品を代用することもできます。

2-3.ティザー広告の動画

断片的な商品の情報だけを提示し、見ている人の興味を引く動画をティザー動画と言います。ティザー動画とは、予告動画のことです。商品の全貌は詳しくは公表せず、別途ウェブサイトやブースなどに誘導し情報を公開するというような手法を用います。
あくまでもブース内に誘導することが目的であるため、商品やサービスの内容を説明し過ぎないのがポイントです。短時間の動画なので、人がブースを通り過ぎるタイミングで効果的に使うことも可能でしょう。
ティザー広告を効果的に用いることで、ブースで動画を見て興味を持った来場者とコミュニケーションを取ることもできます。

3.【CSR・SDGs】など企業イメージをアピールも

広報やブランディングなどの担当者は企業アピールについて頭を悩ませる問題だと思います。動画でアピールする選択肢も考えてみましょう。

3-1.CSR編

企業イメージを向上させるための映像制作のトレンドで、社会的貢献を紹介する映像制作があります。文章や画像だけでは伝わりにくい環境保全活動などを映像作品で紹介することで、その企業が営利活動だけではなくて、広く社会的な活動にも関心があるということを広くアピールすることができます。

3-2.SDGs編

CSRの一環としてではなく、SDGs単体の動画を制作することは当たり前になりつつあります。SDGs動画は汎用性が高く、企業のホームページや動画サイト、オウンドメディアを活用して展示会、CM、株主総会などIR発表、採用活動など様々な場面で継続的に発信することができます。このように繰り返し流用できる素材は企業の大切な「財産」でありブランディングにも大きく影響してきます。

4.動画の種類と費用相場

動画に関して費用は特に気になるところです。おおまかな相場を見てみましょう。

4-1.実写動画の場合

制作費用の相場は50〜200万円程度

費用の中身は「企画」「撮影」「編集」が主なものになり、一般的には人件費や機材費、交通費が入ってくる「撮影」が一番費用のかかる工程になります。作成する動画の尺(分数)やクオリティ、目的にもよりますが、社員がキャストやMCをやるなど、費用削減する方法もあります。実写のメリットはやはり雰囲気をそのままリアリティーを持って伝えることができる点でしょう。

4-2.アニメーション動画の場合

制作費用の相場は20〜300万円程度

実写と一番違う点は、現実には存在しないものを見せることができる点でしょう。またできることが無限にあることで制作費に幅が出てきます。例えば自社で持っている素材や画像などを組み合わせたり、ペラペラ漫画など枚数の少ないものにすれば費用削減も可能です。さらに実写よりも、サービスの費用が変わったりなど変更が出た場合に修正も簡単です。

4-3.費用をかけたくない場合

最近では撮影機材も編集機材も高性能に、さらに安価になってきています。iPhoneなどスマホでもフルHDや4K画質で撮影ができ、アプリで編集なども可能です。試してみたら「思ったよりもうまくできた!」という事もありえますのでチャレンジしてみると良いでしょう。無料の編集ソフトも多く存在しています。

5.動画制作の必須条件!

動画編集

これまで、展示会での動画活用のメリットや展示会におすすめの動画の種類を紹介しました。ここからは、動画をつくるにあたってのポイントを紹介します。

5-1.視覚効果で攻める

動画には、視覚的に変化のある仕掛けを使用しましょう。はじめにも述べたように、人は動くものに反応する習性があるので、「何かあるな」と注目します。
文字のフォントや色の変化も視覚からの注目を集めるきっかけとなります。視認性の高い文字や、目に止まる色合いには思わず注目してしまいます。その点を活用し、視覚にインパクトを与えられる「目立つテロップ」や、「強調する色」などを使ってみるのもひとつの手です。

5-2.サウンドにこだわる

また、「音」にも着目しましょう。視覚からのきっかけも大切ですが、音でそこに何かがあると気づかせる、聴覚の利用も効果的で大切な要素と言えます。
印象に残るような効果音を入れたり、自社のキャッチコピーや宣伝フレーズなどを読み上げたりして、サウンドにもこだわった動画を作ってみましょう。

5-3.動画の長さを工夫する

展示会では、来場者が一つのブースに時間をかけることはあまりできません。限られた時間でなるべくたくさんの情報を得たい来場者のために、テレビCMのような15~30秒で作られた動画が見やすいでしょう。もちろん、会場の規模や動画の内容で最適な長さは前後しますので、こちらは目安として考えてください。
展示会のブースを眺めながら通る来場者は、長くても10秒ほどでブースを通過していきます。通過する途中で興味関心のある動画が放送されていたら、足を止めるきっかけとなり、ブースへ誘引しやすくなるでしょう。一方で、視聴に長い時間を要するものは、ある程度で見切りをつけてしまう傾向があります。短時間できっかけを生み、資料を配るなどの次のアクションへ繋げましょう。

5-4.動画の役割を明確にする

せっかく動画を活用するのであれば、動画と同じ内容をブース担当者が説明していたのでは意味がありません。動画の役割と担当者の役割を分担し、効率的に動画を活用しましょう。
たとえば、始めに展示品やブランドの世界観が伝わるようなイメージ動画を流し、その後で詳細の説明をブース担当者から行うように役割を分担します。もしくは、展示品の紹介や企業案内を全て動画に任せ、担当者はブースに来た来場者の対応に専念してもよいでしょう。展示会の準備においてもツールと担当者が担う役割を分け、明確にすることで生産性も高くなります。

6.効果的な見せ方を考える

良い動画ができても、見せ方が悪いと残念な結果に。ここでは「展示会での見せ方」のポイントをご紹介します。

6-1.映像機材のチョイス

一番ポピュラーなものは液晶モニターでしょう。サイズのバリエーションも多く自社保有のものを展示会に転用することもできます。サイズ的には80インチを越えてくると、取り扱いが自分たちでは厳しくなってきます。簡単に大きく見せたいのであれば「プロジェクター」になります。投影面まで距離があれば、大きく写すことができます。ですが、環境の明るさに左右されてしまうので運用できない状況もあるでしょう。最近では仮設型のLEDビジョンも多く使われるようになり「大きさ・明るさ」を兼ね備えた機材として展示会でよく見るようになりました。

機材は高価なものが多いのでレンタルがおススメです。

6-2.ブースデザインと効果的な配置

展示会では、来場者の導線とアイキャッチが重要になってきます。2つの例を見てみましょう。

①来場者の導線をふまえて「キャッチコピー」「サービス説明動画」をブースのフロントに設置すると「何をしているブースか」が明確になり有効リードにが前年比で1.5倍になったという報告もあります。無形商材では「簡潔にわかりやすく伝わるか」がとても大切になります。

②ある程度認知度のあるサービスなどでは、大き目のLEDビジョンを使用して「セミナー」形式で商品やサービスをより詳しく知ってもらい、参加してもらったか、資料を受け取ってもらったか、などで確度を分けリスト化することによって展示会後の営業活動へつなげやすくなります。

トーガシのブースレイアウト例

7.まとめ

展示会での動画の活用方法について紹介しました。展示会で動画を活用するときは、動画の役割を明確にして工夫を施すことで、集客やブランディングなどの効果をさらに高めることができます。
どのようなターゲットに、どのような内容で動画をつくるか考え、それに合わせて担当者はどのような対応をするか、役割分担をしっかりと決め、ブースという空間をより魅力的に仕上げていきましょう。
もしも動画の活用方法に困ったら、制作会社に相談するのもおすすめです。
空間演出の一部として、ブース制作と合わせて最適な使い道を提案してくれることでしょう。

8.【無料DL】展示会での動画活用・トレンドと効果的な見せ方

プロモーションの手法として動画メディアは重要度を増しています。ここでは「動画で勝つ!展示会の動画活用 トレンドと効果的な見せ方」と題して、動画を使うメリットから活用方法まで解説するホワイトペーパーを作成いたしました。ぜひご利用ください。

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